生活協同組合パルシステム千葉(千葉県船橋市)が配達した冷凍食品「かじき和風ソテー」を食べた同県大網白里町の1歳8カ月の女児がじんましんを発症していたことが13日、分かった。県は、ソテーから鮮度の低下によって発生する化学物質「ヒスタミン」を検出、食中毒と断定した。
パルシステム千葉が加盟するパルシステム生活協同組合連合会によると、同じ商品は今月2~6日に1都8県の10生協から約2万2000個が宅配済みで、生協側が全家庭に連絡し、商品を食べないよう注意を呼びかけている。
県衛生指導課によると、9日夜の夕食でソテーを食べた女児は顔や首、腕にじんましんを発症した。ソテーは6枚入り(200グラム)で、パルシステム千葉が神奈川県三浦市の水産加工業者に製造を委託していた。問題の商品は6日に女児宅に配達された。
産経ニュース