【AFP】
中国陝西(Shaanxi)省で11日、バナジウム鉱山から大量の毒性物質が流出し、川の一部に黒色の汚泥が広がった。中国国営メディアが14日報じた。
陝西省の地元紙によると、バナジウム鉱山にある毒性の尾鉱(廃石)の貯蔵地の側面が豪雨で崩壊し、尾鉱と泥が混ざった黒色の汚染物質が同省山陽(Shanyang)県Yinghua付近のXiangdang川に流れ込んだ。被害者や、病院に搬送された住民の有無については報じられていない。
この事故により、河岸には2キロメートル以上にわたって黒色の汚泥が広がり、付近の住民は呼吸をするのも苦しかったと述べている。
流出はすぐに抑えられたものの、水質汚染の主要な指標である窒素量と化学的酸素要求量(COD)が危険なレベルに達した地域は数キロ先まで及んだ。
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http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2378351/2833856
【4月13日 AFP】
フィリピンでは国内農作物の不作、世界規模の主要穀物価格の高騰により米不足状態となっている。グロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領はフィリピン経済を脅かす要因として穀物価格高騰を挙げている。
国際農業開発基金(International Fund for Agricultural Development、IFAD)のケビン・クリーバー(Kevin Cleaver)総裁補は、「現状の食糧不足、価格高騰を原因とした暴動が33か国で起きている」と語った。
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http://www.afpbb.com/article/economy/2377659/2825566
【4月8日 AFP】
世界保健機関(World Health Organisation、WHO)の尾身茂(Shigeru Omi)西太平洋地域事務局長は7日、気候変動の影響で世界で予測される年間死者数15万人のうち、半数以上をアジア・太平洋地域の犠牲者が占めるとの予測を示した。
尾身氏は、アジアの死者の多くが、蚊など媒介生物によって伝染するマラリアなどの疾患や、気候パターンが変化する中で起こる下痢や栄養失調などの健康不良、また洪水などで死亡する可能性を指摘した。
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http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2375445/2806944