食生活の乱れも鮮明になった。午後9時以降に夕食を取る人の割合は平成9年の調査に比べて20~60代で男女ともに増加。特に働き盛りの40代男性で顕著だった。厚労省は「人員削減で社員減少などによる長時間労働が影響しているのではないか」と分析。午後11時以降に夕食を取る人の割合は30代男性が7・6%で最も多かった。
朝食を抜く世代は、男女ともに20代が最も多く、それぞれ約3割、約2割を占めた。一方、30代以降は世代が上がるにつれて低下。70代以上では男女ともに約2%で、お年寄りは食生活の乱れが少ない傾向がうかがえる。
産経ニュース