~笑いを薬にするために~
●上手に「笑う」ために
さて、あなたは普段笑っているだろうか。
「ここ何日も笑っていない」「最後に笑ったのはいつだったのだろう…」なんて、淋しいことになってはいないだろうか。
誰でも赤ちゃんのときは、無償の純真無垢な笑いができたのに、大人になるとなかなか笑えなくなるもの。
笑うことなんて簡単そうだけど、普段から笑い慣れていないと、急にはできないものなのだ。
そんなアナタに必要なのは、「笑う」ための体の外側のトレーニングなのだ!
人の顔には表情筋といわれる筋肉があるが、この筋肉をほぐすことで笑いやすくなる。
朝、顔を洗った時やお風呂の時など、鏡を見ながらトライ!
1.口を「あ・い・う・え・お」とゆっくり大きく開ける。
口が裂けそうなくらい思いっきりするのがポイント。
また、「う」の口のまま、左右に動かしてみる
2.鼻の下をぐーっと伸ばしてみたり、顔全体の筋肉を自由に大きく動かす
しばらく行うと、いかに普段顔の筋肉を使っていないかに気づくだろう。
でも、毎日繰返していれば、だんだんほぐれて笑いやすい表情になってくるのだ。
笑うためのトレーニングその2:何はともあれ、大笑いしてみる |
思い出し笑いでも作り笑いでもいいが、とりあえずお腹がよじれるほど大笑いしてみる。
これを1分間続けてみよう。
かなり大変なことだけど、笑いから遠ざかっていた人にとっては笑うきっかけをつかむいいトレーニングになる。
同時に、腹筋も鍛えられる。
ただし、このトレーニングは個室など、ひとりになれる空間で行おう。
他人が見ると、ちょっと不気味かも(笑)。
●内面から笑うトレーニングも
もちろん、形だけ笑っても効果は薄い。
不自然な笑いはかえって不気味になるだけだ。
究極は、自然な笑い。
外側の笑いトレーニングができたら、次は内面の笑いトレーニングに挑戦しよう。
笑うためのトレーニングその3:お笑いテレビ番組や落語を聞いてみる |
普段、あまりテレビを見ない人でも、娯楽番組や落語、漫才などを見てみよう。
そして、おもしろい時には遠慮せず、声に出して大笑いしてみよう。
笑うためのトレーニングその4:他の人と笑い話をし合う |
友人と「最近あったおもしろ話」を出し合ってみよう。
聞き手だけでなく、話し手も思わず思い出し笑いをしてしまうかも。
アルコールが入ると陽気になる人にオススメ。
ただし、泣き上戸や説教をしてしまうタイプにはこのトレーニングは向かない。
ひとりしっとり飲むのが好きな人でもたまには仲間と和気あいあいと飲んでみよう。
●笑顔に自信がないなら
「笑った顔に自信がなくて、人前で笑えない」という方は、「歯が汚れている」「口臭が気になる」など、自分の口元に自信がない場合がある。
それならまず、歯科医院へ行ってみよう。
口のなかをスッキリ掃除してもらうだけでも、口臭がなくなることもある。
歯の色が気になる人には、健康的に白くする方法もあるので、試してみてはいかが?